先のブログで「マイナスイオンは学術用語ではない」と書きましたが、「プラズマ」は学術用語であり、私達の生活や現代科学においても必要不可欠なものです。では、プラズマとは何なのでしょうか。
加熱すると氷(固体)は水(液体)、さらに水蒸気(気体)に変化します。(これを物質の「三態変化」と呼びます)さらに水蒸気を加熱すると水分子はバラバラの原子となり、さらに原子がイオンと電子に分かれます。このイオンと電子が含まれる気体を「プラズマ」と呼びます。
先の、放電によるオゾン生成の話しで「酸素分子に電子が衝突して、O2+や2Oになり、このO(酸素原子)が3つ結合することでオゾンO3になる」と書きましたが、オゾンになる前のO2+ や2O、さらに電子が存在する状態はまさにプラズマであり、オゾンを生成するためにはまずはプラズマ(オゾンの場合は特に酸素のプラズマ)を作る必要があります。
実はこのプラズマは私達の周りに沢山存在しています。雷やオーロラはプラズマであり、さらに宇宙(太陽系)の質量の99%以上はプラズマです。身近な所では、蛍光灯、車のヘッドライト、ガスコンロの着火装置もプラズマです。最近は少なくなりましたがプラズマテレビは、2枚のガラス板の間に封入した高圧の希ガスに高い電圧をかけてプラズマを生成して発光させています。また、携帯電話やパソコン、太陽電池を作るためにもプラズマが利用されています。プラズマを使うことで、髪の毛の1000分の1ほどの非常に小さなものも作ることができます。
さらに言うと、人類が最初に利用したプラズマは「火」です。つまり、人類はプラズマ技術を使いこなすことで、文明を発展させてきたのです。そのプラズマ技術によって、オゾン発生器はオゾンを発生させます。オゾンもプラズマ技術と共に進化してきたと言えます。