2009年の新型インフルエンザ流行の際には、感染予防に効果があるとされる様々なものが飛ぶように売れました。マスク、うがい薬、そして消毒薬が店頭から消え、空気清浄機は前年比で2倍近い売上を記録しました。
オゾンもその一つで、インフルエンザの感染予防に効果があります。保育園や老人ホームなど抵抗力の弱い人達がいる施設ではオゾンを使っている部屋と、そうでない部屋ではインフルエンザの感染率が大きく異なるという話しを先に紹介しました。特にオゾンは人が部屋にいる状態で使用しても効果がある数少ない手段であり、インフルエンザのみならず、2002年から翌年にかけて東南アジアを中心に流行したSARSの予防でも効果を発揮しています。
さて、オゾン以外にもインフルエンザ予防に効果があるとされるものはいくつかありますが、そのいずれも一度買えばずっと使えるものではありません。マスクや薬は定期的に新しいものが必要ですし、空気清浄はフィルターやイオン発生ユニットなどを交換しないと効果がなくなります。もし、パンデミックのような大流行が発生すれば、そのようなものはたちまち売り切れ、メーカーも生産が追いつかなくなることが予想されます。(メーカーもいつ起こるかわからないパンデミックに備えて大量に在庫をすることはしないでしょう。)
オゾン機器でも定期的な部品交換が必要なものがありますが、最近の製品の一部には部品交換無しで5年以上使えるものもあります。いつ起こるかわからないパンデミックから自分や家族の身を守るため、マスクなどの消耗品を今から備蓄しておくことも一つの方法ですが、購入すればそのまま長期間使い続けることができるものを選ぶ方が経済的にも有効な対策と言えます。